埼玉県民共済で家を建てる

土地探しから家が建つまでの備忘録

滅失登記に挑戦!

こんにちは!

先日無事に滅失登記が完了したので記録したいきたいと思います。

 

今回の条件

土地は登記の変更を行いましたが古家は売主さんの名義のままでの取り壊しを行いました。登記も売主さんのままです。

本来滅失登記の申請は所有者が行うものなのですが、買主が代理人として申請することも可能です。

土地の購入の際、契約書に古家の取り壊し後の申請に関する協力は惜しみません(要約)の文言があることも確認しました。

 

管轄の法務局が現在の住まいから遠かったので、郵送での申請をしました。

間違いがあると直接行って訂正しなくてはならないとのことだったので、清書する前に最寄りの法務局へ相談の予約をし、確認してもらいました!

法務局によって、微妙に違うこともあるそうなので、疑問に思ったことは管轄の法務局へ電話して教えてもらいました。

窓口の相談は要予約です。

解体終了後にすること

さて、無事に解体が終了したら、建物がなくなりましたと申請をしなくてはならないそうです。

また銀行から滅失登記が完了した後、登記簿謄本を提出するよう求められています。

ご担当いただいた司法書士の先生がとても良い方で、滅失登記が完了したら連絡をくれれば、先生の方から登記簿謄本を銀行にお渡しいただけると言うとてもありがたいお申し出がありました。

滅失登記の申請は依頼して申請してもらうこともできるそうですが、自分でも申請が可能だと言うことです。

地家屋調査員に依頼すると約50,000円ほどかかると言う事だったので、自分でやってみようと思いました。

ネットだと簡単ってよく書いてあったので。

そんなことありませんでした。

作業自体は簡単です。

 

必要書類

ネットで滅失登記自分でなどと検索すると、必要な書類が出てくると思いますが、色々わからなかったので整理する意味も含めて記録します。

まず、申請する法務局を調べてください!!

話はそれからだ

市町村 法務局などで検索すると分かります。

提出した書類
  1. 滅失登記申請書
  2. 建物滅失証明書
  3. 解体業者の印鑑証明※なくても大丈夫な場合があります。
  4. 委任状
  5. 案内図
  6. 解体後の現地写真※なくても大丈夫だけどあったほうが良いそうです。
記入の為に用意した書類
  1. 登記事項要約書

 

滅失登記申請書

こちらに申請の内容を記入します。

申請書は法務局のHPからダウンロードできます。

また、記載例もありますのでこちらを見ながら記入しました。

記入にあたり、登記事項要約書を見ながら記入します。

土地を購入した時に建物の分もいただけたので改めて用意しなくて済みましたが、ない場合は最寄りの法務局で取得できます。(600円くらいかかります)

間違えポイント!

申請人の欄は登記事項要約書にある所有者の住所と氏名を記入します。

代理人の欄はないのですが、申請人の欄の下に自分で代理人 氏名 住所を記入して認印を押します。

また、連絡先の電話番号は代理人の番号を記入します。(申請人の欄にありますが、代理人の番号だそうです。何か不備があった時に連絡をする番号を記入とのこと)

建物滅失証明書

解体が終わったら解体証明書と言うものが送られてきます。

こちらも必要事項を記入する必要があったので、登記事項要約書を見ながら書きます。

解体業者の印鑑証明※なくても大丈夫な場合があります。

建物滅失証明書と一緒に送られてきました。

無くても大丈夫な場合があるようでしたが、手元にあっても今後使用しないと思ったので合わせて提出しました。

委任状

代理で申請する場合、委任状が必要となります。

委任状は法務局が指定するフォーマット等はなかったので、ネットを参考にして自分で作成しました。

参考までに画像を置いておきます。

不動産屋さんを通して委任状を記入して貰いました。

事前に委任状が必要と分かっていれば、不動産屋さんに手間をかけさせることもなかったのですが…

この辺がハウスメーカー等を仲介していれば、営業さんがうまくやってくれたのかななんて思ってます。

この時、登記の住所と所有者の現住所が異なる場合は住民票が必要になるようです。

今回は同一であったため住民票は必要ありませんでした。

案内図

グーグルの地図を印刷して、該当箇所をマークしておきます。

解体後の現地写真※なくても大丈夫だけどあったほうが良いそうです。

あれば、解体後の写真を付けると良いそうですが、絶対必要というわけではないようです。

今回は解体業者さんが写真を沢山とる業者さんでしたので、お願いしたら快くメールで送ってくれました。

書類が全部揃って、下書きを済ませた後に登記事項要約書も持参して誤りがないか最寄りの法務局で相談し、その後清書しています。

郵送で申請するには

管轄の法務局が遠いので今回は郵送にて申請します。

まず、揃えた書類をホチキス留めします。

登記完了証が欲しい場合は返送用の封筒に切手を貼り、返送先を記入して同封します。

料金は事前に法務局で教えていただいていたのですが念のため封をする前に郵便局に持ち込み計ってもらってから切手を貼って郵送しました。

往復ともに簡易書留である必要があります。

A4サイズの封筒で、往復900円でした。

郵送から約10日後、無事に登記完了証が返送されてきました。

これで滅失登記は完了です。

ご自身の建物や、親族のものの場合もっと簡単かもしれません。

平日、法務局の開局時間に相談に行ける場合は提出前に相談したほうが安心です。

相談の時間は15分程度でした!

記入することも難しくはなく書類も少なく登録免許税なども不要なので、今回は郵送費だけの出費でした。

ご参考になれば幸いです!